Korea international two day walk
韓国 国際ツーデーウォーク
竹本の歩いた感想
ソウル嶺東線バスターミナル(ソウル高速バスターミナルに併設)から高速バスで2時間、仁川国際空港から高速バスで3時間の原州(ウォンジュ)が会場です。
人口30万人で高層アパートが立ち並ぶものの、市街地から30分も歩くと農村風景に出会える、コンパクトな市です。
原州市内の高速バスターミナルは、ソウル専用高速バスターミナルと、それ以外への高速バスターミナルに分れます(敷地は隣合わせ,2001年)高速バスターミナル(中央会場に近い)と、市外バスターミナル(中央会場に遠い)の2つに別れ、仁川国際空港は「市外バスターミナル」から発着します(2008年)従来の高速バスターミナルの隣に市外バスターミナルビルができました(2011年現在)。
そこからタクシーで3〜5分、歩いても1本道で20分の「メインスタジアム」が会場です。
バスターミナル近辺に宿泊したとして、原州駅経由の市内路線バスで会場に向かうと、原州駅まで5分、原州駅から会場まで10分。
安宿は、市外バスターミナル周辺(比較的新しく料金が高い)と、原州駅の東側(駅を出て左側、比較的古く安い)にあります。原州駅でKRW20000から。
韓国の電源プラグは高級ホテルはタイプA(日本と同じ)ですが、原州市内の安い旅館やモーテルはタイプAではなく、タイプC(平行丸型)の場合もあります。ご注意を。
国際ウォーキング・IMLマスターウオーカーを、有休節約し安価に目指すサラリーマンのための実体験記
語学 :
英語および簡単なハングルの知識
市外バス :シヲイ(=シゥオイ)ポス
高速バス :コソッポス
ターミナル:トミノル
仁川空港 :インチョンゴンハン
原州駅 :ウォンジュヨク
立ち席券(鉄道):イプソッピョ
トイレ :ファンジャンシル
(トイレはコンビニでは借りれないことがある。ガソリンスタンドを狙う。)
データ :2001年10月
必要な有休 :金曜の午後、半日間
必要な予算 :6万円
スケジュール:(すべて現地時間)
(金曜日)
午後から半休を取り、JR関空快速で関空へ。
16:00 関空発。17:50 仁川着。
キャッシングで現地通貨を調達し、売店で小銭を作り、安い交通手段で目的地に向かうのが常套手段の私は、ATMは到着ロビーですぐに見つかったが、市内行きの安いバスを探すのに手間取る。5500ウォン(?)の高めの急行バスを選択。
チョンロ3街、タプコル公園奥の安宿 25000ウォンへ。
(土曜日)
ソウル嶺東線バスターミナルに行き、ウォンジュ行きバスへ乗り込む。
所用1時間半。ウォンジュ高速バスターミナルに到着後、回りを見渡すが市内地図などの手がかりがなく、途方にくれる。
向かいの市バス停留所にザックを背負ったグループがいたので、おおっ、と思い英語で話かける。ウォーキング大会のことはうすうす知っているようだったが『あんな子供向けのと我々とを一緒にしないでくれ』という様子。
韓国では、登山が盛んで、町歩きのウォーキングは、初心者か高齢者用と思われるらしい。
でも、タクシーを捕まえて、運転手に指示をしてくれた。感謝。
開会式典の後、午後から 20km を歩く。
会場の陸上競技場に近い、表通りから離れた荘旅館 30000ウォンに泊まる。
(日曜日)
08:00 30kmを持てる全速力で歩く。
13:15 会場に戻る。身支度をし、タクシーを捕まえ高速バスターミナルまで5分。
14:00 仁川空港行き特急バス 11000ウォンに乗り出発。
14:30 高速道路上で渋滞につかまる。ソウル近郊は、国民の 1/4 が集中し、日曜の夕方は毎週帰省者のUターンラッシュになると聞いていたが、現実は聞くよりもすごい。
15:30 まだ渋滞。
16:30 まだ渋滞。かなり焦る。
17:00 この頃やっと渋滞を抜け、手に汗を握る鬼人の走りを見せる我が路線バスの運転手。片側5車線の高速をフルに右へ左へ。他の車をガンガン抜いていく。
18:15 空港着。
18:25 チェックイン完了。もはや免税店に寄る時間はない。余ったウォンをドルに再両替。
19:05 仁川発。
20:45 関空着。
データ :2006年10月
必要な有休 :金曜の午後、半日間
必要な予算 :2万円+マイレージ特典航空券
スケジュール:(すべて現地時間)
(金曜日)
午後から半休を取り関空へ。
16:55 関空発。19:10 仁川着。
空港でのウォンジュ行きのバス乗り場が少し移動。チケット売り場でチケットを買って乗る。
22:40 ウォンジュ市外バスターミナル着。
ウォンジュ市外バスターミナルそばの旅館街で、超格安の13000ウォンのオンドルへ。
(オンドルとは、昔は石炭、今はボイラーでお湯を沸かして循環させる床暖房の部屋)
(土曜日)
朝から30キロを歩く。
完歩後、会場で行われたのブラスバンドマーチ、ミニコンサート、写真展を冷やかし、以前の郡庁の跡となっている復元遺跡を見学。
鉄道のウォンジュ駅そばの旅館街で、20000ウォンのオンドルに泊まる。
(日曜日)
08:20 30kmコースと一緒にフライングスタート(ごめんなさい)。
12:30 22km歩き会場に戻る。
12:40 押印等手続きを全て終え、タクシー探しに。
12:45 タクシーに乗る。
12:54 市外バスターミナル到着。
13:00 仁川空港行き特急バス 12700ウォンに乗り出発。
13:30 最初の渋滞につかまる。
16:20 断続的に十回ぐらい渋滞をやり過ごし、空港着。
19:40 仁川発。
22:00 名古屋セントレア着。(この日、日本への最終便がたまたま名古屋行きだった)
データ :2011年10月
必要な有休 :金、1日間
必要な予算 :6万円
スケジュール:(すべて現地時間)
(金曜日)
09:40 関空発。11:30 金浦着。
仁川ではなく金浦行きを選んだので、直接地下鉄に乗ることができる。
金浦空港の地下鉄5号線の駅で、2年前に使った Tmoney ICカードの残高が残っていることを確認し、さらに10000ウォンをチャージ。
5号線、1号線と乗り継いで、義王(Uiwang)駅近くにある鉄道博物館を見学。
国連最高司令官のお召し列車や、ジョージ・W・ブッシュ元米国大統領が在任中に韓国を訪問しサインした枕木など。
さらに地下鉄1号線を南下し、水原の華城(世界遺産)を見学。
華城は、李氏朝鮮時代の城塞遺跡で、乱暴にいうと5角形でほぼ一周まるごとが現存し、その一辺が「山」。
中国の万里の長城みたいに城壁の上を歩くことができ、山の登り下りも含め、一周5.74kmを完歩した。
水原はカルビ焼肉でも有名な街ですが、先を急ぎ、水原バスターミナルから19:40の最終市外バスで原州へ。
原州市外バスターミナルから原州駅まで歩く(30分)、原州駅そばで、20000ウォンの安宿に泊まる。
(土曜日)
午前中雨の中、30キロを歩く。
市内路線バスで原州駅まで行ったが、昨日の安宿は満室だったので、別の20000ウォンの安宿に泊まる。
韓国では、政府が認定した室料がフロントに貼りだされている(例えば30000ウォン)が、それは上限料金であって、古い設備なら何も言わずにデフォルトで安くしてくれることが多い。
(日曜日)
06:20 50kmコースと一緒にフライングスタート(ごめんなさい)。
30kmコースにしなかったのは2009年以前からと比べてコースレイアウトの変更による。
12:40 22km歩き会場に戻る。
13:00 押印等手続きを全て終え、市内路線バス停に(Tmoney ICカード使えます)。
2011年はIML大会主催者とは別のIVV加盟団体の都合により、IVV認定が受けられなかった。
13:20 原州駅到着。
13:42 清涼里駅行きムグンファ号出発。
15:03 定刻通り清涼里駅到着。
18:15 金浦発。
20:00 関空着。
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