Kudrna goes around Brno Two Days Walk
チェコ 国際2日間ウォーク
竹本の歩いた感想
オーストリアのウィーンから、最速の特急で2時間、城郭都市として戦争に負けたことのない(ナポレオンに対し開城したことはある)旧モラビア帝国の首都、ブルノが会場です。
トラム電車やトロリーバスに東欧的な雰囲気の名残があるものの、市街地はファストフードのチェーン店など、ほとんど西欧と変わりません。しかし、市外に行けば、最近の住宅に混じって、第二次世界大戦前からあると思われるレンガ造りの住宅も並んでいます。
チェコ国産の車(Skoda)に加え、ブルノ市内では他のヨーロッパ産の車も普通に見かけるようになり、一昔前のように「東欧での車盗難を極度に警戒する」必要は薄れたかと思います。しかし、レンタカー契約でそもそもチェコ国内を含む旧東欧地域への乗り入れを禁止されている場合があったり、チェコ以外の自動車ナンバーだと交通違反の摘発が厳しくなるといった情報もあるので、車で行く場合は十分注意してください。地元の人は車で来られている方もいましたし、駐車場もありました(2005年)。
参加者は634名、うちチェコ国籍以外では401名(2005年)でした。
会場は Bystrc地区住宅の学校でした。Bystrc地区まではトラム電車があったのですが、2006年からは別のトラム電車路線の郊外にメイン会場が移ります。
国際ウォーキング・IMLマスターウオーカーを、有休節約し安価に目指すサラリーマンのための実体験記
語学 :
チェコ語、英語、ドイツ語など。
ATMでのキャッシング等の操作には、英語が選択可能です。
また、主要鉄道駅では英語で切符を購入できます。
データ :2005年 9月
必要な有休 :金、月、火曜
必要な予算 :18万円(うち1万円は燃油サーチャージ)
スケジュール:(すべて現地時間)
(木曜日)
関空 23:15 発ドバイ経由ウィーン行き。エミレーツ航空はシートテレビが大きく、映像音楽合わせて 700チャンネル以上もある。ただし格安航空券でマイルを貯めるのは(提携先のマイレージプログラムにマイル付与することも含めて)困難。
(金曜日)
13:00 ウィーン・シュベヒャート空港着。入国審査までダッシュし先頭に並んで1分。降機後5分後には税関を抜け空港ロビーに出た。「もっともコンパクトな国際ハブ空港」の称号はまさに的を得ている。
17:00 鉄道でウィーン経由、ブルノ駅に到着。
シュベヒャート空港鉄道駅の自動販売機では、オーストリア国境までの切符しか買えなかった。乗換のウィーン南駅でEC特急列車に乗ることを申告するが、特急料金は不要と言う。また、すでに国境までの切符を買っているので、ブルノまでの切符は追加では買えないと言う。
まずは特急列車内を巡回しているオーストリア国境警備員、次いでチェコ国境警備員にパスポートチェックを受ける。次に、チェコ入国後の最初の駅(Breclav)で降り、後続の列車(ほぼ1時間毎)に乗る覚悟で、新たに有人窓口で切符を買う(クレジットカード使用可)。しかしどの列車に乗るか言わずに買ったため、検札時に割高な車上発行特急券を追加購入するはめになった。チェコでは列車等級に応じて特急券や急行券が必要だそうだ。
17:20 旧市庁舎(時計台)のインフォメーションで、SKK700の安ホテルを予約。
17:45 トラムに乗り、ホテルにチェックイン。
18:40 会場に到着。17:00 までに 10km の IVV ウォークが出発した後のため閑散としている。前日受付と参加費支払を済ませる。
(土曜日)
06:05 歩く。42km。最初湖畔沿いに歩き、町を通過した後は森林の中を細い川沿いに遡っていく。
(日曜日)
06:10 歩く。30km。最初市街地、次に丘陵地帯を歩く。
15:00 シュピルベルグ城を見学。ナポレオン展や常設展など。塔からの見晴らし良い。
18:00 ブルノ駅から鉄道でウィーンに向かう。時間的にもちょうど良かったので、特急や急行ではなく各駅停車に乗る。Breclav 駅で乗り換える。乗換中のホームで巡回中のチェコ国境警備員に出国のパスポートチェックを受ける。
22:00 ウィーン西駅近くの Intercity ホテルにチェックイン。このホテルでは、事前予約の上でチェックインした宿泊客に対し、市内 Zone1 公共交通機関1日乗車券をくれる。(ただし、空港は Zone2 なので、1日乗車券に加え追加料金が必要)
(月曜日)
07:00 市内散策。公園の音楽家の銅像など。
10:00 1日乗車券を使い、ベートーベンハウスなどウィーン市北部を見学。
14:00 ウィーン・シュベヒャート空港着。
15:30 ウィーン・シュベヒャート空港発。
(火曜日)
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