Ireland Castlebar's four-days walks
アイルランド キャッスルバー フォーデイウォーク
竹本の歩いた感想
Mayo 県の県庁所在地 Castlebar の近郊が会場です。首都ダブリンの西北西で4時間、道路で約230km。
国際マーチングリーグ(IML)加盟大会では、オランダ・ナイメーヘンと、フランス・シャントネの大会と並ぶ最長の4日間で開催されます。
このウォークは、ランブル 30km という種目があるのが大きな特徴です。
ランブルとは、道なき草原・湿原を渡り、小川を越えという、日本ではクロスカントリーかワンダーフォーゲルと言われているものに近いかと思います。登山靴か、少なくともハイカット(くるぶしの隠れる)ウォーキングシューズをお勧めします。市街地から草原・湿原に入る際は、靴を履き替える休憩時間が確保されます。
ランブルは、コースリーダーに従って「集団歩行」の形式で行なわれます。(ウォーキング辞典参照)
ロード(普通の道路)40km、20km の種目も設定されていますが、第1回目の大会からコースリーダーが連綿と受け継がれているランブルにエントリーする人が大多数です。
(1997年は第31回目の大会で、第3代コースリーダーから第4代コースリーダーへの引継式が最終日にありました。)
なお、ダブリンからキャッスルバー行きの最終電車が 18:00 発 (1997年) のため、大会前日に到着してキャッスルバーに行くには、
・レンタカー
・タクシー? バス?
などと方法が限定されます。
レンタカー使用の場合、日本と同じ右ハンドルですが、
・ワイパーと方向指示器が逆
・「信号のないロータリー = ラウンドアバウト」を通過するにはテクニックが必要
なので注意してください。書店で欧州でのドライビングに関する本があります。
国際ウォーキング・IMLマスターウオーカーを、有休節約し安価に目指すサラリーマンのための実体験記
語学 :英語
データ :1997年7月
必要な有休 :
水木金月火、5日間(レンタカーを借り、深夜移動の場合)
火水木金月火、6日間(電車またはバスで移動の場合)
必要な予算 :19万円(最も安い区分のレンタカーを使用して、このときは Ford Fiesta の 3door でした。)
スケジュール:(すべて現地時間)
(水曜日)
成田 09:40 発のソウル乗り換えロンドン行きに乗る。
夕方ロンドン乗り換え、21:30 ダブリン着。両替し、レンタカーを借りる。
ダブリン市内は道がかなり複雑で、到着した日に中心を経由するのはお薦めしません。外環状線の高速道「M50」があるので、これに乗り「N4」道路を目指す。「N4」に乗り換える直前に、有料の橋があった。80p。 有人のブースもあり、私が通過した 22:30 現在では人がいたので、紙幣しかなくてもおそらくOK。
(木曜日)
ダブリン到着時から雨のため、途中2度仮眠を取りつつ、03:00 キャッスルバー着。
08:00 会場開設。エントリー手続き。
09:00 30km ランブルスタート。14:30 会場に戻る。
キャッスルバーには国際ユースホステル協会に加盟するホステルはなく、私設ホステルのみ。20km 離れた Westport のユースホステルに車で行き宿泊。
電車またはバスでここからキャッスルバーに通う人も見受けられた。
(金曜日)
09:00 30km ランブルスタート。15:00 会場に戻る。
会場隣のショッピングセンター駐車場で車中泊。
(土曜日)
09:00 30km ランブルスタート。15:30 会場に戻る。
25km 離れた Newport の湖沿いの瀟洒なユースホステルに泊る。
ここは風景も良く、お薦めですが、幹線から離れていて車でないと行くのが困難です。
(日曜日)
09:00 30km ランブルスタート。15:30 会場に戻る。
18:30 永年参加者、国際マーチングリーグの表彰式。
21:30 ダンスパーティー。(礼装必須ではありませんが、ジャージはやめましょう(^_^;
22:30 ダブリンから1時間の古代遺跡「グレンダロッホ」に向け出発。
(月曜日)
09:00 グレンダロッホ史跡見学。10:15 出発。11:15 ダブリン中心の公園に到着。
公園のぐるり一周にパーキングメーターが設置されている。50p硬貨が必要。私は手持ちがなく、近くの銀行の外貨両替窓口に駆け込んだ。
市内の道路は複雑だが、市内から空港に向かうには、飛行機の標識を頼りに行けば迷いにくい。
16:40 ダブリン発。夜ロンドン乗り換え。
(火曜日)
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