Last Update: 2003 Oct. 2nd
更新点:チョイノリ退院
Last Update: 2003 Sep.16th
更新点:第1巡結願(2003Sep.15th)

竹本英治の「チョイノリの遍路」第1巡結願ページにようこそ



 燃費40キロ/リッター、平地最大時速40キロ/時(乗車環境/積載重量/整備状況によって異なり、あくまで参考値です)のスズキ・チョイノリを使い、四国88ヶ所霊場のへんろを結願しました。将来的には完全徒歩も含め4巡以上して「先達」を目指したいと考えています。

 第1巡の誓い:
  ・全行程をチョイノリと徒歩で結願すること。
  ・ケーブルカー、ロープウェー、リフトには乗車禁止。
   これらは鉄道の親戚にあたり、
   チョイノリで結願するという目的に反するため。
   当然ながら鉄道、バス、タクシー、車も乗車禁止。
   行けるところまでチョイノリで、行けないところは徒歩で。
  ・へんろ道には渡し舟の区間があったそうで、その観点から渡船は可とする。

 チョイノリの原則:
  ・追突されるのを防ぐために、目立つ色/服装で乗るのが良い。
  ・オイル容量が少ないので、こまめに(1000キロ以内で)換えるのが良い。
  ・前のサスの衝撃吸収力が小さいので、手袋で補うのが良い。
  ・(前カゴのない車種の場合)総走行距離を推定できるように、ガソリン給油記録をつけるのが良い。
   (燃費×給油量=距離)


第1巡(チョイノリ)の順拝時刻実績

注.黒字は山門で一礼し、本堂に到着してお堂の写真を撮影した時間。その後お経を唱え、大師堂に行きお経を唱えてから、納経所に行く。今回は「お軸」に納経したので乾かす時間が必要。滞在時間15分ぐらい。雨のときはレインスーツと背中の間に挿して浸水から守った。
  赤字は納経ができなかったことを示す(参考到着時間)


総括(8月):
  お盆休みでの結願は果たせませんでしたが、以外と頑張りました。事前予想では松山までかな、と思っていたのですが、東予まで進むことができました。
  しかし、札所直前の斜度10%以上の急坂を何度も登ったダメージはやはり大きく、以前チョイノリで24分で通勤していたのが、28分かかるようになりました(平地最大速度30キロ/時)。チェーンは、オイル交換・追加と同じタイミングで注油し、1番〜63番でちょうどノッチ1個(目盛り1/3)分伸びました。
  個人的な意見ですが、登坂中で10キロ/時を下回ったときは、押して上がったほうがエンジンの持ちが良いようです。この8月に戻ってからエアクリーナを清掃、プラグとドライブベルト(見かけ上の損傷なし)とウェイトローラー(偏磨耗率10%ぐらい)を交換しましたが、交換せずまだ十分使えるよ、とのバイク屋さんの回答でした。


総括(9月):
  8月から通算して全10日で結願することができました。しかし、88番大窪寺を出たときの平地最大速度は25キロ/時まで低下し、自宅にたどりついたときにはさらに15キロ/時まで低下しました。
  エンジンを分解した結果、カムの山が半分に減っていた(もとあったはずの断面が年輪のように削られ消耗していた)のが出力低下の最大の原因であることが判りました。 また、10日で結願した強行スケジュールのため、最大出力で数時間連続で走ることとなり、また真夏のため、空冷エンジンとして十分に冷却できず、シリンダヘッド自身が熱でたわみ、圧縮率が低下していたとのことでした。
  この結果を見ると、エンジンの油温を適切に管理してオーバーヒートを防ぐことができれば、ドライブベルト等の減速系の寿命まで、長持ちをさせることができそうです。
  ちなみに、走行距離は給油量からの推定で4300kmとなっています(通勤にも使っているため)。


札所 8/10 8/11 8/12 8/13 8/14 8/15 8/16 9/13 9/14 9/15 備考
 1 霊山寺 07:04
 2 極楽寺 07:23
 3 金泉寺 08:11
 4 大日寺 08:46
 5 地蔵寺 09:13
 6 安楽寺 09:54
 7 十楽寺 10:20
 8 熊谷寺 11:08
 9 法輪寺 11:35
10 切幡寺 12:19
11 藤井寺 13:28
12 焼山寺 15:35 二輪通行料 100円
13 大日寺 17:05 07:16
14 常楽寺 07:55
15 国分寺 08:28
16 観音寺 08:55
17 井戸寺 09:26
18 恩山寺 11:15 工事中の交互通行道路を通り遅れる
19 立江寺 11:48
20 鶴林寺 13:10
21 太龍寺 14:44 中腹の駐車場までチョイノリ
さらに1km強の徒歩
22 平等寺 15:54
23 薬王寺 17:05 06:52 朝に雨
24 最御崎寺 10:25
25 津照寺 11:08
26 金剛頂寺 11:54
27 神峯寺 14:12 へんろころがし
焼山寺以上の坂の斜度?
28 大日寺 16:29 道を間違えて遅れる
29 国分寺 17:25 07:24 宿でエンジンオイル交換
30 善楽寺 08:07
31 竹林寺 08:58
32 禅師峰寺 09:46
33 雪蹊寺 11:08
34 種間寺 11:43
35 清滝寺 12:37
36 青龍寺 13:51
37 岩本寺 16:37
38 金剛福寺 21:20 07:16 両日とも雨
39 延光寺 11:37 大雨注意報発令・前後2時間雨宿り
凄い雨の写真
40 観自在寺 13:29
41 龍光寺 16:15
42 仏木寺 16:52 宿でエンジンオイル補給
43 明石寺 07:33
44 大宝寺 11:49
45 岩屋寺 13:03
46 浄瑠璃寺 15:35
47 八坂寺 15:57
48 西林寺 16:27
49 浄土寺 16:55
50 繁多寺 07:14
51 石手寺 07:45
52 太山寺 08:56
53 円明寺 09:25
54 延命寺 11:23
55 南光坊 11:59
56 泰山寺 12:43
57 栄福寺 13:07
58 仙遊寺 13:39
59 国分寺 14:27 60番順拝を断念し61番へ
60 横峰寺 08:10 東予港下船 06:25
二輪通行料 350円
61 香園寺 15:59 東予港で帰宅船を予約し遅れる
62 宝寿寺 16:26
63 吉祥寺 16:48 乗船場でエンジンオイル補給
64 前神寺 09:33
65 三角寺 12:20
66 雲辺寺 14:44
67 大興寺 16:19
68 神恵院 07:05
69 観音寺 07:14 観音寺と神恵院は同じ境内
70 本山寺 07:55
71 弥谷寺 09:10
72 曼荼羅寺 09:57
73 出釈迦寺 10:17
74 甲山寺 10:43
75 善通寺 11:09
76 金倉寺 11:58
77 道隆寺 12:32
78 郷照寺 13:17
79 高照院 14:05
80 国分寺 14:42
81 善白峰寺 16:06
82 根香寺 16:50 81番からさらに登り、
下りに代わった後の中腹
83 一宮寺 06:52
84 屋島寺 08:47 屋島スカイラインは自動車専用道路
旧へんろ道(斜度21%)を歩行者専用
道路標識までチョイノリを押して歩く
85 八栗寺 10:17 この霊場の裏参道も斜度21%
86 志度寺 11:06
87 長尾寺 11:51
88 大窪寺 13:43


1番辛かった区間:
  「浦戸大橋」32番→33番  斜度がきつく、車線幅、路肩幅共に狭い。私のちょいのりは15km/hを指しながら登った。速度制限30km/hにもかかわらず、50km/h程度でビュンビュン大型車が通っていく。本気で怖い。
  平行して渡船が出ており、125cc未満のバイクは乗せてもらえるので、ぜひとも渡船に乗ることをオススメします。ただ、整備点検のため運休期間があり、32番禅師峰寺で教えてもらえますが、私がここを通ったのは、まさにその運休日でした。


2番目に辛かった区間:
  「七子峠へのトンネル」36番→37番  長さ1km近いトンネル内もずっと登り。路肩にゴミや土砂がたまっています。


ガソリン:
  値段を気にせず、納経時間である7時〜17時に行動している限り、補助タンクを必要とする区間はないと思います。ただ、リザーブにしてから給油所を探しても間に合わない区間はいくつかありますので、計画的に給油しましょう。
  登坂時には速度10〜15キロ/時で何十分と我慢することになりますが、特別に燃料を多く消費するといったことはないようです。


昼食:
  7時前にコンビニでおにぎりを買っておくなど、極力7時〜17時は巡礼だけに集中するようにしました。まともな昼食を摂ったのは、道の駅で雨宿りした39番延光寺への道中だけとなりました。


チョイノリへんろの必須工具:
  チェーンルーブ(油)、エンジンオイル400cc(途中で1回は交換が必要、プラス随時の補給用)
  +ドライバ(後ドロヨケを外してエアクリーナを点検のため。私のエアクリーナには虫が入っていた)、ドレンボルト用レンチ、チェーン調整用レンチ(1つはドレンボルトど同サイズ、もう一つは手で押さえることも不可能ではない)


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